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研修プログラム

研修プログラム

当社の教育方針

『エンジニア35歳定年説』が世に広まってから10年以上が過ぎましたが、それは今日でも変わっておりません。35歳定年説を払しょくし、長期に渡って技術者として活躍するためには、早期にリーダーとして独り立ちできることが必要です。社会に出て間もない新人技術者がプロジェクトリーダーになるために与えられた時間は、僅か10年。その貴重な10年間にどれだけの知識を習得し、スキルアップに繋がるプロジェクトをいくつ経験することができるか否かで、残りの20年間の方向性がほぼ決まってしまうと言っても過言ではありません。

スパイラルネットは、エンジニアのキャリアパスとして・・・

  • 最初の5年間で開発に必要な基礎的かつ基本的な知識を習得する
  • そして次の5年間で金融系システムエンジニアとして必要とされる専門的な金融知識を習得する
  • 11年目以降はプロジェクトリーダーとしてプロジェクト運営に必要なプロジェクト管理手法を学び、プロジェクトで実践する

を設定しております。

エンジニアがプロジェクトリーダーになるためには、特定の知識に偏ることなく、技術的な知識、金融業務に関する知識、そしてプロジェクト管理に関する知識など、それぞれの知識をバランスよく保持することが必須であると考えます。しかし、これまでリーダー経験のないエンジニアがリーダーになるために必要な知識を自ら体系化し、そして独学で習得していくことは至難の業です。

当社は、新人エンジニアが10年間で独り立ちしてプロジェクトリーダーを務められるようになることを目標とし、私達がこれまでに習得してきたノウハウをもとに『システム構築プロジェクトに必要な知識』と『学ぶ順番』を体系化してきました。そのノウハウ(教育プログラム)を社員間で共有していくことで、プロジェクトリーダーになるために知識を短期間で効率的に習得できるよう目指しています。また短期的かつ効率的な知識習得に向けて『学習の日常化』という企業風土の醸成を大切にしております。

当社の社内研修制度

当社の教育方針に基づき、新人エンジニアがプロジェクトリーダーになるまでに必要とされる知識を体系化した教育プログラム(下図)を用意し、社内研修、社外研修、通信教育等にて社員技術者向けの教育を実施しております。また各種資格の取得についてサポート(受講料の補助や資格取得時の報奨金制度)も実施しております。

以下の表は横スクロールでご覧ください。

  金融業務 システム技術 プロジェクト管理
金融理論 金融商品 システム機能 開発工程 設計技法 技術要素
10~12年目 統計学入門
VaRロジック概要
・分散共分散法
・ヒストリカル法
・モンテカルロ法
          契約の種類
コンプライアンス
・労働基準法
・派遣法
・下請法
6~9年目 プライシング(オプション取引)
時価評価(オプション取引)
リスク感応度算出
    概念設計 データモデリング手法   見積もり(見積手法)
品質管理
BP管理
5~7年目 レート種類と期間構造
イールドカーブ作成方法
プライシング(スワップ取引)
時価評価(スワップ取引)
Cap/Floor、Swaption、FRA
・利用目的
・利用方法
・項目の意味定義
・キャッシュフロー展開
金利デリバフロントシステム
・機能一覧
・画面
・主要機能の計算手順
・状態遷移
・テーブル構造
基本設計
IT
    WBS作成
進捗管理
3~4年目   スワップ(プレーン)
・利用目的
・利用方法
・項目の意味定義
・キャッシュフロー展開
スワップ(プレーン)
・画面
・主要機能の計算手順
・状態遷移
・テーブル構造
  オブジェクト指向
・継承(応用)
・ポリモーフィズム
デザインパターン
UML
・ユースケース
データベース
・正規化
・トランザクション
・ロック機能
 
1~2年目       開発工程概要
詳細設計
製造
UT
オブジェクト指向 
・クラスとインスタンス
・カプセル化
・継承(基礎)
UML
・クラス図とシーケンス図
プログラム設計
・フローチャート
データベース
・CRUD図
・SQL
コーディング